心の病気のひとつです

原因はストレスです

笑顔

今の世の中、様々なストレスが存在し生きづらい世の中です。しかしいくらストレスが多い環境であっても適応してなんとか生きていく人もいます。ある人は環境に苦痛を感じて生活しづらくなる人もいます。環境の変化に順応できずに心身に様々な困った症状が現れてしまうケースは適応障害となります。適応障害は病気と健康の境目にある状態といえます。ですから比較的治りやすく原因であるストレスが取り除けたり、解決することができれば6ヶ月以内にほとんどが回復します。適応障害の症状は不安や抑うつといった精神症状や頭痛や腹痛等の身体症状があり、うつ病など他の精神疾患と同じような症状が現れます。しかし原因となるストレスがはっきりしていることが一つの特徴となります。米国診断基準によると原因のストレスから3ヵ月以内に適応障害が発症するとされています。もう一つの特徴は症状は6ヶ月を超えないということです。ストレスが消えても6ヶ月以上症状があればうつ病など他の病気の可能性が考えられます。しかし、職場の人間関係のように簡単に取り除くことができないストレスの場合は慢性化するケースもあります。放っておくと重症化し、うつ病になる時があるので早期治療が大切となります。

どう対処するのか

適応障害はまじめで頑張りすぎるタイプがなりやすいとされています。しかし違うタイプも多くなってきています。社会にでるまでの経験が少なく、困難な状況を自分で乗り越えたり、折り合いをつけたりしたことがほとんど無い人が増えてきています。少し注意されると非難されたと重く思い込み、非常に耐えられないタイプの人に多く発症するようになってきました。体質も関係しており、自律神経のコントロールがうまくいかない人は適応障害を発症しやすいといわれています。適応障害になってしまったら、まずストレスの原因をつきとめて解決することが大切です。解決できない場合は、受け止め方を変えるように努力します。これはなかなか難しいですが、精神療法で徐々に回復を目指します。誰かに治してもらうのではなく、自分で治す強い気持ちが重要となります。それと同時に、今現れているつらい症状を軽減するために症状を緩和する薬を服用します。適応障害は比較的治りやすく、5年後の状況をみると約7割が治癒しています。病気が回復すると免疫力がつくように、適応障害を克服するとストレスの耐性がつくと考えられています。ひとまわり強くなった自分になれるのです。